「世の中すごい人ばっかりに見える」
今日はあまりぱっとしない一日だった。とはいえ、一応、やることはやっている。やっているけれど、やっていない気分になるような、そういう感じの一日。
一人で作業をしていると、時にどうしようもなく孤独というか、「世の中すごい人ばっかりに見える」現象が発動するときがある。頭の半分で『ああ、みんなすごいわ。それに比べて私なんて』とつぶやけば、頭のもう半分から『SNSではそう見えるんだって』『私もそれなりに頑張ってるよ』と励ましなのか弁解なのかが聞こえてくる。そんな脳内会話に頭の中をハックされていたような一日。
頭の中がうるさい人生を長いこと歩んでいると、一旦落ち着かせるための対処法もいろいろわかってくる。全部書き出すとか、早く寝るとか、散歩などの運動するとか、人に話を聞いてもらうとか。とりあえず今日は「ステッパー」を注文した。このごろ寒すぎて外に行くのをサボってるので、作業部屋で運動しようという企み。
……
定期的かつ何度も同じことで躓くのだけど、SNSとの付き合い方が難しい。
普段は自分の活動の告知を淡々とする程度だから何も思わないけれど、たまたましっかり覗いてしまうと、自分の自己開示力の低さを感じてしまう。
私は、賑やかなところが苦手だし、できれば一対一でコミュニケーションしたいタイプの人間なのだけど、その一対一の状況を作るためには事前にSNSなどで自己開示するほうが可能性は広がるよね、今の時代。でも、それが難しいんだよな、という堂々巡り。
だけど、「場所」次第ではもう少し開示できそう、と思い始めたからいまここで書いているわけで、まあ、堂々ループからは少し脱しつつあるのかもしれない。
あと、どちらかというと、「圧倒的な質や量の成果物を作っているけどSNSほとんどやっていない」みたいなタイプの人に憧れるので、自分も目の前のことを頑張るしかないな、という結論になる。
こう、「成果物があるからこそ話す権利あり」みたいな思考回路があるのは自覚している。それが時に自分を追い詰めることもわかってはいる。
でもまあ、なんか、もう少し自分に合った落とし所があるような気がするんだよなぁ。まだ見えてこないけれど。
とりあえず、明日も頑張ろう。
