2024/03/31
音楽をつくる作業は少し前からやや壁にぶつかっている。たぶん、あれこれ考えすぎ。うまいことやろうとして、迷走してる。もっとシンプルでいいところを、複雑に広げすぎて、自分でもよくわからなくなってる。そういうところに陥ってるのはわかるんだけど、じゃあどうすればいいのかはまだわかってない。先人の知恵を参照しつつ、手探りで経験値上げてくしかないね。
……
自分が逃避してきたのは、たぶん、「わかってもらえない」痛みを蘇らせそうな事柄だと思う。たとえば、自分のことをあまり開示しようとしないのは、「それを見せてすらわかってもらえない」悲しみに直面することを避けるためではないか。
ただ、結局、わかってもらえないのよ、どこまでいっても。自分以外は別の人間なのだもの。
だから、それは受け入れるしかない。それでも、思いがけず通じたときの喜びが再び訪れることを願って、表に出し続けるしかない。
ただ、その表出の仕方は、型にはめる必要はない。形や手段は自分で決められる。言葉でなくてもいい。
それを何にするか、どうやって表すか。私にとって、その追求の道程が人生なのかもしれない。途中途中で表したものを振り返ってはニヤついたり破り捨てたりしつつ、ああだこうだと悩みつつ、それでも表現を積み重ねていく。
